安倍は嫌いだが、日本は好きという「戯言」

韓国の話題

最近、激しくなっていく韓国の反日デモについて「韓国人は安倍は嫌いだが、日本は好き。だから市民同士では仲良くしよう」という主張を日本のネット上でも、韓国のネット上でも目にする。しかし、私はそのような主張に懐疑的だ。もちろん、両国には冷静で、穏健でお互いを尊重する人たちも存在する。しかし、それを全体の雰囲気のように伝えるのは非常に問題だと思う。伝えるなら明るい部分も、暗い部分も同時に見せるべきだと思うからだ。


私がそのような話を目にして思い出したのは数年前私が韓国で目撃した「韓国の対日感情」だった。それを紹介したいと思う。

以下は、2014年私がソウルの中心部(ロウソクデモの聖地でもある光化門広場)で撮影した写真と翌日書いたブログ記事だ。


【私はヘイトスピーチに反対する】

                2014年3月2日

 

昨日(3月1日)は、韓国の3.1独立万歳運動記念日だ。
1919年起きた独立運動を記念する行事、展示会などが開かれる


毎年、この日韓国大統領は対日発言をするため
日本のマスコミも注目する日である。


私は昨日の午前大統領の演説が予定されている
ソウル市内の世宗文化会館前に行った。


そこには、小・中・高生を対象に一つのイベントが開かれていた。
竹島について「メッセージ」を書いてポストイットで貼るイベントだった。



ポストイットだらけのボックス。
何が書いてあるか気になって近くに行ってみた。



すると・・・





<*바리 *발년들 / チョッ*パリ(日本人め、くたばれ!)>




<安倍、死*よ!くそやろ!>



<日本人は消えちまえ。竹島はわが領土だ。Japan Fuc* You>




<日本人よ、竹島に手を出すな What the fuc*!>




明らかな「ヘイト・スピーチ」であり、「憎しみ」に溢れた表現である。


私が心配してるのは、これを書いたのがまだ「子供」であることだ。
日本でも在特会、しばき隊がお互いひどい表現を使いながら衝突しているが
小学生、中学生がこのようなことをするとの話はまだ聞いたことがない。


なぜ子供にまでこのような「憎しみ」を持たせるのか。
教育施策、政府のリードに腹が立つ。


このような子供が大人になったらどんな人間になるだろうか。
「日本統治期はよかったよ」と回顧する90代の老人を
殴り殺す人間になるのではないだろうか。


これを書いた子供たちが「大人」になっている時は
私が「老人」になっているだろう。


その時の私は「日本に対する記憶」を語れず
黙って余生を送る臆病な老人になっているかも知れない。

(終)



実は去年もソウルのある子供施設で同じような内容の「言葉」を発見し、写真を撮った。だから、このような現象は急に現れ、急に無くなるようなものではないといえる。今も日本の地震、台風を伝える韓国のニュースには上記の内容と変わらない書き込みが見られる。これを見ても「安倍は嫌いだが、日本は好き」という言葉に頷ける人がいるだろうか。

 

(終わり)

 

 

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